望遠鏡ショップ・アイベル様のご厚意で、本日(1/4)から今月末まで、ビノテクノの双眼望遠鏡BINOKIT(ビノキット)+10.2cm3枚玉SDアポ対物ユニットを店内に展示させていただくことになりました。

実物を見ることができる貴重なチャンスです。興味ある方はぜひアイベル様をご訪問ください。
ビノテクノのブログ
望遠鏡ショップ・アイベル様のご厚意で、本日(1/4)から今月末まで、ビノテクノの双眼望遠鏡BINOKIT(ビノキット)+10.2cm3枚玉SDアポ対物ユニットを店内に展示させていただくことになりました。

実物を見ることができる貴重なチャンスです。興味ある方はぜひアイベル様をご訪問ください。
新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
今年も双眼望遠鏡でみなさんの観望ライフを応援したいと思います。
本年もどうかよろしくお願いします。

S.A.C.は雨天予報で中止となりました。またの機会にお願いします。(2022.12.17)
12/17(土)に三重県民の森・大駐車場で開催予定のS.A.C.観望会(望遠鏡販売店スコーピオ様主催)にビノテクノも参加します。当日は双眼望遠鏡(ビノキット+3枚玉SDアポ10.2cm対物ユニット)を持参予定です。どなたでも参加予定とのことなので、ご興味ある方はぜひお越しいただき、声をかけてください。喜んでお見せします。

お客様のリクエストに応えて、小口径用簡易クレードルCRDL-miniをブルドッグ架台に組み込んでみました。

当初はブルドッグ架台のフォーク部にそのまま載せたいというご希望でしたが、鏡筒の平行調整ハンドルが操作できなくなってしまうので、フォーク部の底板を外し、CRDL-miniを直接取り付けました。結果としてこのブルドッグ架台はCRDL-mini専用となります。
またブルドッグ架台のフォーク内寸290mmは、CRDL-miniにとって少し狭かったので、長さ10mmのカラーを両側に入れて、内寸310mmに広げました。
これに載せる鏡筒はお聞きしていませんが、正立デバイスはEZPを使われるご予定とのことです。
EZMのB品(訳あり品)を1個、処分販売します。

2インチバレル取付部6個のネジの内1個(上の写真の時計文字盤4時の方向のネジ)がありません(ネジの出来栄えが不完全だったので再タップを試みたところ、タップが折れて取れなくなってしまいました)。そのため5個のネジで固定されていますが、強固に固定されていて実用上問題ありません。
ミラーは新品の銀メッキコートで、左側仕様です。
税込み64,800円で販売します(通常価格税込み85,800円の約24%オフ)。
ご希望の方はビノテクノまでメールでご連絡ください。
10/19-26の日程で、笠井トレーディング代表・笠井氏とユーシートレード店長・大野氏に帯同してもらって、オーストラリアへ星見に行ってきました。図らずも同業者の懇親会ツアーです。
オーストラリア、ニュージーランドの星空の素晴らしさはかねてから聞き及んでいましたが、サラリーマン時代はなかなか休みが取れず、ずっと行かずじまいでした。コロナも概ね収束し、やっと行ける環境になったので、憧れの地に足を踏み入れることにしました。
滞在したのはニューサウスウェルズ州のクーナバラブランという、シドニーから内陸部に500キロほど入った小さな町です。この街から車で30分ほどの場所に、オーストラリア最大口径3.9mが主砲のサイディング・スプリング天文台があります。
羽田空港-(ANA)-シドニー空港-(カンタス航空)-タムワース空港-(レンタカー)-クーナバラブランというルートで現地入りしました。



現地での宿泊は5泊。つまり5晩星を見るチャンスがあったのですが、あいにく初日からの3晩は曇り時々雨の悪天候でほとんど星が見えず。何回も来ている笠井氏によると、これだけ天気が悪いのは珍しいとのこと。そもそも乾きすぎて森林火災が発生するお土地柄。それなのにこの悪天候。南隣のヴィクトリア州に至っては、記録的な豪雨で大洪水が発生していました。はっきり言って、かなり運が悪いです。
それでも4晩目、ついに夕方から0時頃まで晴れました。西の地平線に平行して横たわる天の川が印象的です。北半球ではありえない構図です。

薄明が終わる前から、大マゼラン雲、小マゼラン雲もよく見えました。

現地での観望は40cmドブソニアンを使いました。これぐらいの口径があると、10等級の銀河も迫力があります。5晩目も夕方から23時頃まで晴れました。観望できた天体は以下のとおりです(北半球から見える天体も少し見ました)。
| 星座 | 天体 | 等級 | 種類 |
| くじゃく | NGC6752 | 5.4 | 球状 |
| くじゃく | NGC6876 | 10.9 | 銀河 |
| きょしちょう | NGC104 | 4.0 | 球状 |
| きょしちょう | NGC362 | 6.4 | 球状 |
| きょしちょう | 小マゼラン雲 | 2.7 | 銀河 |
| かじき | 大マゼラン雲 | 0.8 | 銀河 |
| かじき | タランチュラ星雲 | 5.0 | 散光 |
| かじき | NGC1546, 1549, 1553 | 9.3-11.1 | 銀河 |
| かじき | NGC1566 | 9.6 | 銀河 |
| かじき | NGC1672 | 9.7 | 銀河 |
| レチクル | NGC1559 | 10.4 | 銀河 |
| とけい | NGC1261 | 8.3 | 球状 |
| つる | NGC7552, 7582, 7590, 7599 (つる座カルテット) | 10.5-11.4 | 銀河 |
| ろ | NGC1316 | 8.6 | 銀河 |
| ろ | NGC1365他(ろ座銀河団) | 9.4-12.0 | 銀河 |
| さそり | M6, M7 | ||
| いて | M8, M20, M22, M16, M17 | ||
| たて | M11 | ||
| みずがめ | NGC7293 | ||
| うお | M74 | ||
| くじら | M77 | ||
| オリオン | M42 | ||
| ちょうこくしつ | NGC253 |
圧巻だったのは、小マゼラン雲の近くにあるNGC104という球状星団でした。180倍で見ると、視野いっぱいに星が広がっています。しかもその立体感が球ではなく、富士山を真上から見た感じ(尖った円錐状)です。M13とは異なるど迫力でした。
一方、大マゼラン雲も望遠鏡で見るとすさまじい光景です。端っこにあるタランチュラ星雲は別格として、それ以外にも、ここになければそれぞれニックネームが付けられるレベルの明るい散光星雲がとっ散らかっています。UHCフィルターを使うとさらにその様が際立ちます。
この他にも「ろ座銀河団」、「つる座カルテット」が印象的でした。
ちなみに今回の観望対象は、小雲夕著「DSO観望ガイドブック南天編」を参考にしました。
0時以降もはれていたら、りゅうこつ座が昇ってきてエータ・カリーナが見えたはずです。これは心残りでした。
観望はこんな感じでしたが、少しだけ観光もしました。近くにあるサイディング・スプリング天文台です。


食事は近所のレストランへ行ったり、スーパーで買ってきたものを食べたりしました。当たり外れもありましたが、大当たりはTボーンステーキでした。

恥ずかしながら知らなかったのですが、Tボーンステーキの半分はサーロイン(写真右側)で、もう半分がヒレです。どちらも美味でした。これで30豪ドル(日本円で2900円ぐらい)。仮に日本で食べるとこの3倍ぐらいの値段だそうです。ホテルから車で40分ほどかかるお店でしたが、あまりに美味しかったので、滞在中2回行きました。
そして滞在最終日、ハプニングがありました。
ヴィクトリア州に大雨をもたらした雨雲は、私たちがいたニューサウスウェルズ州にも影響を及ぼし、ホテルからタムワース空港へ戻る途中のハイウェイが、洪水で通行止めになってしまいました。数十キロの迂回を余儀なくされましたが、その迂回路にも途中冠水箇所がありました。

深さが分からないので、渡るべきかどうか躊躇していたら、向こうからためらいもなく渡ってきた車があり、深さが分かったので無事通過することができました。ここが通過できなかったら、百キロ以上の迂回になったはずです。オーストラリアは道が少ないので、ちょっとしたことでとんでもない迂回が発生します。ホテルを早めに出て正解でした。
こんな感じでいろいろありましたが、無事帰国できました。羽田に到着したのは朝の5時台。6時台の品川発新幹線のぞみはがらがらでした。途中車窓から見た富士山の勇姿で帰国したことを実感しました。

遠いのとお金がかかるのでオーストラリアはそう頻繁に行けない場所ですが、少なくとももう一度は行って、エータ・カリーナ星雲を見てみたいです。
比較的短い焦点距離のアイピースには、2インチバレルの先に31.7mmバレルが突き出たタイプがあります(例:イーソス13mm以下、ハイペリオン)。
このタイプのアイピースをビノテクノ製EZMに挿入すると、奥にあるミラーと干渉する可能性があります。その具体的な数値は下図のとおりです。

図にある通り、2インチバレルと31.7mmバレルの長さを足した数値が40mmを超える場合、ミラーに干渉する可能性があるのでご注意ください。
40mmを超えるタイプのアイピースを使いたい場合は、ピント位置等、事情が許すなら2インチ→31.7mmアダプターをご利用ください。
2インチバレルを挿入して使いたい場合は、長めの2インチスリーブや、2インチバレルの根元にはめるスペーサ等、特注部品で対応いたします。その際はお気軽にご相談ください。
なお、31.7mmバレルの突き出しがないアイピースは、2インチスリーブの奥、35mmの位置に段差があるので、2インチバレル部がどれだけ長くてもミラーと干渉することはありません。
勝手ながら10/18(火)-10/26(水)の間、臨時休業いたします。この期間、製品の出荷、問い合わせの回答ができません。ご迷惑をおかけしますがどうかよろしくお願いします。
昨日(9/18)京都るり渓で開催された星まつり「星をもとめて」に行って来ました。2018年に続いて2回め、4年ぶりの出店です。

台風が近づいていてどうなるかと心配していましたが、9/18のみの日程で開催されました。自宅の三重県から滋賀県あたりは行きも帰りも雨でしたが、ラッキーなことに開催地は夜まで雨がふらず、写真のように、お店の前にデモ機を陳列することもできました。ビノテクノの場合、出店の一番の目的は双眼望遠鏡を体験していただくことなので、デモ機陳列の可否はとても重要です。
おかげでたくさんの方に双眼望遠鏡を体験していただいたり、特価品をお買い上げいただきました。あらためてお礼申し上げます。
やはり直にお客様とお話できるのはいいですね。今年はもう出店予定はありませんが、また来年、胎内星まつり(来年こそはぜひ!)か星をもとめてで、みなさんとお会いしたいです。
新たに発生する台風が少し心配ですが、今のところ予定通りビノテクノは出店する予定です。
開店時間は、
9/18(日)12:00-22:00
の予定です。9/19(月)の出店はありません。
デモで展示するのは、以下の機材の予定です。
また今回は販売もあります。主なアイテムは以下のとおりです。
いずれも特価販売です。価格は当日のお楽しみということで。
それからもうひとつ、会場に来られる方に耳寄り情報があります。
ビノテクノ製品の割引クーポン!
を配布します。このクーポンは、今年の12月31日まで何回でも使えます。販売店様からの注文でも使えます。ただし枚数に限りがあります。会場に来られたら早めにお立ち寄りください。割引率については、これも当日のお楽しみということで。
いずれにしてもビノテクノが出店したい星まつりは、胎内星まつりと星をもとめてだけで、しかも胎内星まつりが直前にリアル開催中止となってしまったので、今回の星をもとめてに全集中して出店に臨みます。買わなくてもかまいません、ぜひ実物をご覧になって、双眼望遠鏡の見え方を体験してください。たくさんの方のご来訪をお待ちしています。

以前紹介した電視ファインダーのその後です。
望遠鏡に取り付けるためのブラケットを製作しました。

CMOSカメラの背面にアルミプレートを取り付け、さらにその後ろに3本のボルトによる微調整機構を設けました。
また、スマホアプリASICAPの使い方で、画面に十字線を表示する機能を発見しました。
デフォルトでは表示がオフになっていますが、設定画面を開くと一番下に”Bull’s eye”という項目があります。

これをONにすると十字線が表示されます(この変更は起動するたびに必要です)。

十字線を表示してから、冒頭に説明した3本のボルトで、望遠鏡の視野中心と十字線の中心を合わせます。十字線の中心はCMOS画像の中心と一致しているので、レンズをズーミングしても中心がずれません。
この電子ファインダーを使った導入イメージは次のようになります(こと座M57の場合)。
まずは最も広視野(レンズの焦点距離17mm)を使って大体の位置に望遠鏡を向けます。

次のレンズをズーミングして視野を拡大して望遠鏡の向きを微調整します。

これで70倍程度でもドンピシャです。ちなみに上の画像では、満月の夜にもかかわらずM57がうっすら映っています。今回紹介した画像は市街地の自宅で映したものですが、月の無い晩の暗い空ならもっとはっきり映るはずです。近いうちに暗い空に持ち込んでさらに使い勝手を試してみるつもりです。
それから前回ブログで提起した、ズーミングによるピント移動の問題ですが、その後詳しい方からアドバイスをいただきました。結論からいうと、現在のズームレンズはそういう仕様(ピントが移動する仕様)が一般的だそうです。
正確にいうと、ズーミングでピントが変わるレンズは「バリフォーカルレンズ」と呼ぶそうです。これらは通常AF(オートフォーカス)機能と組み合わせて使うので、ピントの移動は問題になりません。
そういうものだと割り切って使っているうちに慣れてきました(笑)
私のプライベートなホームページ(BigBinoのホームページ)のネタです。冷却カメラによる電子観望ギャラリーを追加しました。
非冷却カメラでも実によく映るのですが、「さらにクオリティを上げたい」という想いで冷却カメラを導入しました。
あえて画像処理をしてないのは、「電子観望に冷却カメラを使うとこう見える」ことを紹介したいからです。電子観望の記録としてご覧ください。

たいへん申し訳ありませんが仕入れ価格の上昇に伴い、9/1以降のご注文より、下記の通り銀ミラーの価格を改定いたします。
| 商品 | 8/31までの価格 (税別) | 9/1以降の価格 (税別) |
|---|---|---|
| BINOKITオプション -AG | 追加金額14,000円増 | 追加金額18,000円増 |
| 双眼望遠鏡完成品 オプション -AG | 追加金額14,000円増 | 追加金額18,000円増 |
| EZMペアオプション -AG | 追加金額14,000円増 | 追加金額18,000円増 |
| EZM単体オプション -AG | 追加金額7,000円増 | 追加金額9,000円増 |
| ミラー単品 | 10,500円 | 12,500円 |
値上げ前の価格で購入ご希望の方は、8/31までにご注文いただくようお願いいたします(納品は9月以降になります)。

BINOKITの運搬用にこんな緩衝材を作ってみました。

BINOKITは分解できるので運びやすいと言えば運びやすいのですが、それでもダンボールで運ぼうとすると次のような問題点があることに、先日の小笠原ツアーで気づきました。
そこで、前から持っていた樹脂製コンテナ専用の緩衝材を作ることにしました。

緩衝材は上段と下段に分けました。上段がBINOKIT本体関係、下段が10.2cm対物レンズユニットです。
まずは3D-CADで形状を設計しました。


製作は自宅から40分ほどにある発泡スチロール加工メーカーに依頼しました。このメーカーは自社で原料から発泡スチロールを作るので、硬さも大きさも自由自在。さらに複雑なカットも可能です。
当初発泡スチロールではなく、クッション性の高いポリエチレンフォームでの製作を希望したのですが、このメーカーによると、これだけ大きなサイズのポリエチレンフォーム素材はかなり高価になるとのことでした。
そこで骨格は30倍の発泡スチロールで製作し、必要な部位にポリエチレンフォームのシートを貼ることにしました。ちなみに家電品の梱包に使われる発泡スチロールは50~60倍で、それに比べると30倍はかなり硬く、複数回の運搬に耐えられます。一方硬い分クッション性がないためポリエチレンフォームを貼るハイブリッド構造としました。
提供した3D図面を元にメーカーさんの方でさらに分割して加工しやすくしました。出来上がったのがこういう緩衝材です。

外側の白い部分が30倍発泡スチロールで、内側の黒い部分がポリエチレンフォーム(接着剤で貼り付け)です。

運搬中に緩衝材と直接擦れ合うと対物レンズユニットの表面がテカってしまうため、ポリ袋に入れてあります。

もちろん上段の緩衝材が下段の対物レンズユニットに直接触れることはありません。

EZM、持ち手ハンドル、アリガタ金具、パン棒はすべて分解して収めてあります。ただし入れる場所が決まっているので迷うことはありません。

最後はこんな感じになります。この中に対物レンズユニットを含むBINOKITのフルセットが収まりました。
このコンテナの実戦デビューは胎内星まつりのはずでしたが、ご承知の通り直前で今年もリアル開催が中止になってしまいました。9月の星をもとめてがデビューとなりそうです。
いずれにしても今回のトライで、緩衝材の設計の勘所が分かりました。ご希望があれば特注の緩衝材製作を承りますのでご相談ください。3D図面作成を含めた見積取得までは無料です。
今回のトライでは外箱が樹脂製コンテナでしたが、もちろんアルミケースでも対応可能です。
ちなみに今回製作したものを販売するなら税別44,000円です(2段あるのでそれなりの金額になります)。価格の目安にしてください。
BINOKIT用の新製品10.2cm3枚玉SDアポクロマート対物レンズユニットの記事で構成例のみ掲載した単眼鏡をセット販売します。
価格は198,000円(税込 217,800円)です(前回記事で掲載した価格よりお値打ちな価格にしてあります)。
パーツ構成は以下の通りです。
10.2cm3枚玉SDアポクロマート対物レンズユニット(1本)
BORG 80ΦL100mm鏡筒BK【7101】
BORG 80ΦL25mm鏡筒BK【7026】
BORG M77.6→M68.8AD【7801】
笠井トレーディング V-POWERII接眼部(L)
笠井トレーディング BORG互換アダプター
MORE BLUE 内径80mm鏡筒バンドTB017
アリガタ金具(ビクセン規格)


なお、パーツの一部が定価の仕入れになるので、このセットはビノテクノ直販のみの扱いとさせていただきます。
以前の記事にも書いた通り、FPL53を使った10センチ3枚玉アポ鏡筒は通常30万円以上します。それが2/3以下の価格で手に入ります。低倍率だけでなく、高倍率の性能も素晴らしいので、観望好機を迎えている木星や土星もぜひこのセットでお楽しみください。