13センチクラスの双眼望遠鏡が搭載できそうな経緯台を探していたところ、「いいのがあるよ」と知人から紹介がありました。一時借用して実物を見せていただいたところ、期待以上に剛性が高く、高級感もあるので紹介させていただきます。
韓国のガレージメーカー製で、部品はすべてアルミの削り出し、ガンメタリックのアルマイトが施されています。
ピラー部は不動点高さ95センチから145センチまで調整可能。いっぱいまで高くしてもぐらぐら感はありません。
脚部は設置半径約50センチで折りたたみ可能。重さは約15キロです。
不動点高さを床から120センチに設定した状態
脚部から高さ調整部付近
経緯台ヘッドはシンプルな形状で、水平回転、上下回転それぞれにフリクション調整ハンドルがあります。あいにく載せる機材が手元にないので実際の使用感はわかりませんが、触った感じは動きが滑らかです。知人によると、搭載重量20キロは楽勝とのこと。見た感じ、実際それぐらいは問題なく載せられそうです。
写真のアリガタ金具はビクセン規格ですが、ロスマンディ規格もあるそうです。
経緯台ヘッド
折りたたむと専用のキャリーバッグに収まります。
収納時に分解する部品がないので、現場設置も撤収も、素早くできそうです。
近いうちに日本でも販売を計画しているそうです。