新対物レンズ,ボケ部も色収差なし

星を見るときには無用の性能ですが、10.2cm新対物レンズはボケた部分の色収差も皆無であることがわかりました。

下の写真は上記新対物レンズを使って野鳥撮影されている方からご提供いただいた写真です。野鳥(オオルリ)の手前の水の光り方にご注目ください。ごく自然に白く光っています。

一方下の写真は、ほぼ同口径のフローライトレンズを使った野鳥(キビタキ)の写真です(同じ方からのご提供)。こちらの写真の手前の水は紫色の色収差を伴って光っています。

ピントが合っている部分はどちらも色収差はありませんが、手前の少しボケている部分(ピントが合っていない部分)に差が出ているのがわかります。

こういった部分まで野鳥写真の仕上がりに気を配られる方にはとりわけお勧めしたい対物レンズです。